ナシ婚とは?メリット・デメリット、後悔しないためのポイントも解説

「ナシ婚」という言葉を聞いたことはありますか?
結婚しても、結婚式を挙げないことを「ナシ婚」といいます。
さまざまな理由から選ばれるナシ婚ですが、メリットがあると同時にデメリットもある上に、ナシ婚を選んで後悔した方も多くいらっしゃるようです。
本記事では、ナシ婚とは何か、メリット・デメリット、そしてナシ婚でも後悔しないためのポイントを解説します。



ナシ婚について詳しく知りたい方、ナシ婚にしようか迷っている方は、ぜひ最後までご覧ください。


ナシ婚とは?

    初めに、ナシ婚の意味とナシ婚を選ぶ理由について解説します。
    ナシ婚の意味
    ナシ婚とは、結婚式や披露宴を行わない結婚のかたちです。
    「ナシ婚」という言葉自体は1999年ごろから現れたようですが、結婚式を挙げない夫婦が増加するにつれて徐々に広まっていきました。
    マイナビウエディングの2023年の調査によると、ナシ婚を選ぶ人、すなわち結婚式を挙げるつもりがない、または挙げなかった人の割合は37%でした。実に3割以上の人がナシ婚を選んでいることが分かります。
    参考:マイナビウエディング「2023年 結婚・結婚式の実態調査」


    ナシ婚を選ぶ理由

    同調査の「結婚式を挙げない理由」として特に多く寄せられていた回答は、以下のようなものです。

    ・他のことにお金をかけたかった
    ・興味が湧かなかった
    ・準備が面倒
    ・注目を浴びることが恥ずかしい

    金銭的な問題はもちろん、多様性が重んじられ個人の意思がより尊重されるようになった現代では、ナシ婚は当たり前の選択肢となりつつあるようです。

    ■ナシ婚のメリットとデメリット
    それでは、ナシ婚のメリットとデメリットはどのようなものでしょうか。
    ナシ婚を検討している方は、自分たちに合った結婚のかたちにするために、どちらもしっかりと把握しておきましょう。

      ナシ婚のメリット
      まずはメリットを見ていきましょう。

      費用負担が軽くなる>
      ナシ婚の最大のメリットが、結婚にかかる費用を大きく抑えられる点です。
      挙式には、会場費や衣装代、食事代、装花代など、さまざまな費用がかかります。また、招待客の数が大きくなればなるほど、その分費用もかさんでいきます。
      結婚式の費用の相場は200万~300万円台ですが、この負担は決して小さくはありません。実際に多くの方が金銭面を理由にナシ婚を選んでおり、挙式にかかる費用はカップルを悩ませる大きな問題となっているのです。
      ナシ婚を選ぶと、費用負担がはるかに軽くなることに加えて、浮いたお金を新婚旅行や新生活など、別のことにかけられます。これは大きな魅力でしょう。

      挙式の手間がなくなる>
      結婚式を挙げることで費用と同時にかかるのが手間です。
      挙式を決めた場合、日程決めから当日のスケジュール作成、招待客への案内など、式場スタッフや周囲の方からのサポートを受けられると考えても、新郎新婦が中心となって執り行わなければなりません。また、衣装決めや料理の試食なども行わなければならず、一日二日で終わる作業ではありません。
      手間だけでなく時間や精神的・肉体的ストレスもかかるこの工程は、充実した結婚式のためとはいえ億劫に感じる方も少なくないでしょう。ふたりの休日を使って作業を進めるカップルがほとんどになるため、結婚式まで気が休まらない方もいれば、心労からマリッジブルーになってしまう方もいます。
      ナシ婚は、こうした手間や時間、ストレスが一切かからないことも魅力です。

       

      ナシ婚のデメリット
      次にデメリットを見ていきましょう。

      晴れ姿を披露できない>
      新郎新婦の晴れ姿を披露できるのは、人生でそう何度もあることではありません。それこそ、一生のうちウェディングドレスやタキシードを着たのが結婚式の1度だけだった、という方も多いでしょう。ナシ婚を選択した場合、晴れ姿を披露する機会がなくなり、後悔した方は少なくないようです。
      また、結婚するふたりが晴れ姿にあまり関心がなかったとしても、両親は晴れ姿を見たいと思っているかもしれません。
      ナシ婚でも晴れ姿は残したい、という方には、フォトウェディングがおすすめです。フォトウェディングなら、新郎新婦の晴れ姿を挙式するよりも費用をはるかに低く抑えつつ、一生の宝ものになる写真を残せます。

      結婚した実感が湧きづらい>
      結婚式は場合によっては準備に年単位でかかります。手間と時間をかけて開いた結婚式で、新郎新婦の晴れ姿を披露し、家族や友人などの招待客に盛大にお祝いしてもらうことで、幸福とともに「結婚した」という実感を得るという方は多いです。
      一方、ナシ婚では結婚式を挙げず、たくさんの人に祝ってもらう機会もつくりにくいことから、「結婚した実感が湧かなかった」と後悔する方もいらっしゃいます。
      結婚の実感が湧かなかったために、その後の夫婦生活に結婚以前とあまり変化を感じられず、マンネリ気味になった、という声もあるようです。
      ナシ婚でも結婚した実感を得るためには、挙式に代わるイベントがあったほうがよいといえるでしょう

       


      ■ナシ婚で後悔しないために
      ナシ婚は費用や手間がかからないメリットがあるものの、後悔しないためには結婚したことを実感できるイベントや、結婚の思い出をかたちに残しておくことが大切です。
      以下で、ナシ婚を選ぶカップルにおすすめのイベントを紹介します。



      フォトウェディングを撮影する
      フォトウェディングとは、写真のみの結婚式のようなもので、新郎新婦の晴れ姿を撮影して写真に残しておくことができます。ナシ婚を選んだ夫婦でも、フォトウェディングはした、という方は多くいらっしゃいます。

      フォトウェディングのメリットは、何より挙式せずとも晴れ姿を写真に残せることです。結婚式には通常200万〜300万円台の費用がかかりますが、フォトウェディングなら少なくても数万円、オプションなどをたくさん付けても数十万円に収まります。式の手配や招待客への案内といった手間もかかりません。

      スタジオエミュではフォトウェディングを承っております。まるでロケーション撮影のようなスタジオフォトが体感できますので、フォトウェディングをお考えならぜひご相談ください。



      両親へ感謝の気持ちを伝える
      結婚式は、両親にふたりの誕生からこれまでの感謝を伝える場でもあります。ナシ婚の場合、これからも良好な関係を築くためにも、感謝の気持ちを伝える場はしっかりと用意しましょう。

      おすすめの感謝の気持ちの伝え方は以下のとおりです。

      ・両家の両親を招いた食事会を開く
      ・家族旅行を計画する
      ・感謝の気持ちをつづった手紙を渡す
      ・ギフトをプレゼントする

      一番大切なのは、ふたりの感謝の気持ちです。両親の好みや意見に合わせて、喜んでもらえるイベントを企画しましょう。

      結婚した記念の品をつくる
      記念の品を用意し、結婚の思い出をかたちに残しておくと、後々見返した際に結婚したときの記憶や幸せな気持ちを思い出すことができます。
      結婚の記念の品としておすすめのものをいくつか紹介します。

      ・結婚証明書:婚姻届とは別に、結婚とこれからの想いを誓ってつくります。
      ・アルバム:ふたりの思い出の写真と、アルバムをつくったときの気持ちをコメントにして記録します。
      ・夫婦箸:夫婦でセットのお箸です。名入れもできます。
      ・ウェイトベア:ふたりの出生時の体重と同じ重さになるようにつくられたペアのテディベアです。

      このように、ふたりに合わせてカスタマイズできるものを選べば、世界に1つだけの品となり、特別感がいっそう増すでしょう。


      ■まとめ
      ナシ婚は、結婚式を挙げない結婚のかたちのことです。
      ナシ婚夫婦の割合は今や3割超と、一般的な選択肢となりつつあります。
      ナシ婚には挙式するより費用や手間が非常に軽くなるメリットがありますが、晴れ姿を披露できない、結婚した実感が湧きづらいなど後悔につながりかねないポイントもあります。後悔しないためには、結婚したことを実感できるイベントや、結婚の思い出をかたちに残しておくことが大切です。


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