七五三の前撮りはいつ撮るべき?知っておきたい撮影のポイント
大切な子どもの成長の節目でもある七五三は、写真できれいに思い出を残したいですよね。
しかし、当日は何かと忙しくてお子さんが疲れてしまう可能性もあるため、できれば前撮りも考えておきましょう。
今回は七五三の前撮りについて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
■七五三の前撮りをするメリット
子どもへの負担が少ない
スケジュールを調整しやすい
七五三の本番当日は、着付け・お参り・食事会など、やることが盛りだくさんです。そのため、写真撮影をする頃にはお子さんが疲れきってしまい、ぐずったり着物が乱れたりと、思うように撮影が進まないケースも少なくありません。
本番当日の撮影で最も避けたいのは、写真にお子さんの笑顔を残せないことです。しかし、前撮りならお参りとは別の日に撮影できるので、当日に写真撮影の必要がなく、お子さんの負担を軽減できます。また、前撮りなら写真撮影だけに集中でき、ご家族にとって楽しい時間となるでしょう。
スケジュールを調整しやすい
一般的に、七五三の前撮りシーズンは4~10月までと長く、時間的な余裕があります。そのため、家族のスケジュールに合わせてフォトスタジオを予約しやすく、計画的に準備を進められるでしょう。
また、お子さんが体調を崩した場合などでも、リスケジュルーしやすい安心感があります。
気に入った衣装を着られる
七五三は前撮りシーズンが長いので、高確率で気に入った衣装を着用できます。また、フォトスタジオも混雑しにくいので、衣装選びの際も余裕をもって選べるでしょう。
一方、ハイシーズンの場合、人気の高い衣装は争奪戦です。先に予約が入っている衣装は着用できないため、納得できる仕上がりにならないかもしれません。
衣装選びは七五三の楽しみの一つなので、気に入った衣装で撮影できる可能性が高い前撮りを検討してみてはいかがでしょうか。
日焼け前に撮影ができる
七五三に限らず、着物などの晴れ着は肌の白いほうが映える傾向にあります。写真撮影を夏前に済ませれば、日焼け前のお子さんを写真に収めることができます。
七五三の本番当日に写真撮影をする場合は、夏が過ぎてしまっているので、日焼けによって顔の印象がいつもと変わってしまうかもしれません。本番当日撮影にする場合は、夏の日焼け対策を万全にするなどの配慮が必要です。
お参りの練習になる
着る機会が少ない着物は、お子さんにとって着心地のよいものではありません。しかし、前撮りで一度着ておけば、着付けや着心地に慣れて本番当日のお参りなどが楽になるかもしれません。
親御さんも、着物を着用したお子さんの様子を事前に見られるため、当日注意すべき点や持ちものなどがわかるので安心です。
前撮りが予行練習にもなり、本番当日の行事をスムーズに進められるでしょう。
■七五三の前撮りはいつ撮る?
七五三の前撮りシーズンは4~10月と説明しましたが、季節ごとにメリットや注意点があります。
ご家庭によって前撮りの最適な日程は異なるため、それぞれのメリットや注意点を理解しておきましょう。
4~6月
この時期は過ごしやすい気候・気温なので、着物の着用が負担になりにくいでしょう。また、撮影予約が少ないこともあり、希望のスケジュールや衣装で撮影できるのでおすすめです。
また、フォトスタジオによっては、「早期割引」のようなお得なプランが用意されていることがあり、コストを削減できる可能性もあります。
7~8月
夏休みシーズンと重なるため、平日の予約が取りやすい時期です。ただし、この時期は日焼けの心配があるため、家族旅行など他の予定を考慮しながら撮影日を検討してください。
タイミングがよければ、まだ割引キャンペーンの適用となる可能性があるので、そちらも合わせて調べておくとよいでしょう。
9~10月
七五三シーズンに突入するので人気が高い時期です。気候が七五三の当日と近いことから、本番当日のシミュレーションという意味では最適な時期と言えます。
また、撮影日と本番当日の日程が近く、成長による体型や顔つきなどの変化も少なく、七五三本番の雰囲気を再現できるのでおすすめです。
ただし、土日はすぐに予約が埋まってしまうため、早めに予約するよう心がけましょう。
前撮りができなかった場合はどうする?
スケジュールの都合などで前撮りができなくても、ハイシーズンに撮影できれば問題ありません。しかし、必ずしもハイシーズンや前撮りにこだわる必要はないでしょう。
混雑を避けたい場合やコストを抑えたい場合は、後撮りという方法もあります。後撮りは、七五三シーズンが終了した12~1月に行うのが一般的で、比較的予約が取りやすいでしょう。また、ハイシーズン後なので割引キャンペーンを行うフォトスタジオもあります。前撮りも当日撮影も難しい場合は後撮りを検討してみましょう。
ただし、寒い時期はお子さんが体調を崩しやすい傾向にあるので、体調管理には十分に注意してください。
しかし、サービス内容や料金形態は異なるため、注意が必要です。ここでは、七五三の前撮りに関するポイントを6つ紹介します。ぜひ参考にしてください。
衣装について
七五三は衣装選びにこだわる人も多くいますが、衣装の種類だけでスタジオを選んで失敗したというケースもあります。フォトスタジオによっては衣装の着替えに追加費用がかかることもあるので、できるだけ事前に調べておきましょう。
また、着替えが有料であっても予算内に収まるのであれば問題ないという考え方もあります。そのため、七五三にかけられる費用をあらかじめ見積もっておき、その範囲内で撮影にかけるコストを決めるというのも一つの方法です。
ヘアメイクや着付けについて
フォトスタジオによっては、ヘアメイクや着付けは別途予約が必要だったり対応していないケースもあったりします。このようなケースでは、着付けやヘアメイクに対応してくれる美容院などを別に探さなくてはなりません。その場合、当然ですが費用も別途かかります。
費用やお子さんの負担を少しでも減らすためには、ヘアメイクや着付けも行なってくれるフォトスタジオを探すのがよいでしょう。
あまり知られていませんが、フォトスタジオによって得意とする撮影のテーマや系統が異なります。たとえば、以下のようなさまざまなテーマ・系統から自由に選ぶことが可能です。
- 「きらめき」:お子さんのきらきらとした笑顔を際立たせる写真を得意とする場合
- 「ウェディング」:華やかさや特別感を演出する写真を得意とする場合
- 「ベーシック」:自然な笑顔で等身大のお子さんの写真を得意とする場合
フォトスタジオを選ぶ際は、雰囲気やイメージを先に決めておき、スタジオのセットや得意とするテーマ・系統、衣装・ヘアメイクと合致するかを考えましょう。
七五三の記念に、家族写真を撮影するご家庭もあるでしょう。その場合は、お子さんの単独写真以外に、家族での写真撮影が可能かどうか確認しておくと安心です。
また、家族写真の撮影ができる場合、家族の衣装やヘアメイクに対応しているかも併せて確認しましょう。家族写真を撮影する場合は、主役のお子さんの衣装や雰囲気に合わせ、家族全員が統一感のある衣装・ヘアメイクを選ぶように心がけてください。
購入できるものについて
ほとんどのフォトスタジオでは、写真以外にもデータやフォトアイテムの購入が可能です。写真以外にも購入したいものがあれば、事前にどんなものを購入できるのか調べておくとよいでしょう。
最近では、記念写真をSNSに投稿するケースも増えており、時間が経っても色あせない写真データの購入はマストとも言えます。
カット数について
カット数とは、撮影する写真の枚数のことです。フォトスタジオの利用料金は、カット数を基準に決められています。カット数が多くなるほど料金は高くなりますが、その分写真撮影のチャンスが増え、お子さんのさまざまな表情の写真が撮れるので、納得できる写真に仕上がるでしょう。
ただし、あまりカット数が多いと小さいお子さんは疲れてしまいます。カット数に迷う場合は、お子さんの年齢や体調を考えたうえで無理のないプランを選びましょう。不安な場合は、念のためフォトスタジオのスタッフに問い合わせてみてください。
他のフォトスタジオにはない洗練されたおしゃれな雰囲気で、スタジオエミュでしか着ることのできない衣装を着用できるほか、お子さんの自然な笑顔を引き出し、思い出に残る時間・写真を提供します。また、スタジオエミュでは、家族写真の撮影も対応可能です。
スタジオエミュは、帝塚山店・西宮店・サザンモール六甲店・須磨パティオ店・西神戸店・大久保店・加古川店の計7店舗を展開しています。七五三の前撮りの相談・ご予約は・お問い合わせはお気軽にご連絡ください。
■まとめ
七五三で前撮りをする場合は、衣装選びやスタジオの雰囲気にこだわりましょう。