冬のお宮参りの服装はどうする?寒さ対策のポイントをご紹介!
空気が冷たく乾燥しやすい冬は、特に赤ちゃんの体調に気を使いますよね。冬にお宮参りをする場合、室内外で気温の差が大きいため、服装はよく考えておきましょう。
ただし、防寒だけを意識するのではなく、お宮参りに相応しいマナーを守ることも大切です。今回はお宮参りを冬にする方に向けて、赤ちゃんと家族の服装について解説します。ぜひ参考にしてください。
ベビードレスの場合は、ベビードレスのみ、またはベビードレスの上に祝い着を着せるなど、季節や気候に合わせて調整することがほとんどです。
.祝い着は男の子が「熨斗目模様(のしめもよう)」、女の子が「友禅模様(ゆうぜんもよう)」が定番になっています。和装と洋装の違いなので、ベビードレスがマナー違反というわけではありません。
ベビードレスは祝い着ではなく、ロンパースを組み合わせることもできるので、気候などに合わせて判断するとよいでしょう。
和装の場合は色無地、訪問着、付け下げなどが一般的です。着物は赤ちゃんの祝い着の色柄と合わせて選ぶとよいでしょう。洋装の場合は、ワンピースやセレモニースーツがほとんどです。最近ではブラウスとスカートやパンツスタイルなど、ワンピースやスーツ以外の落ち着いた印象の服装も増えています。いずれにせよ、フォーマルな印象を与えられる服装が望ましいとされているため、体調と合わせて考えましょう。
寒い時期はタイツやコートなどの着用以外に、ストールやショールを使って首元の防寒対策をとってください。アクセサリー類は赤ちゃんを抱っこした際に肌を傷つける恐れがあるため、できるだけ付けない、または付けても赤ちゃんに影響がない場所にしましょう。デザインも大ぶりなものは避けてください。
スーツの場合は黒、紺、グレーなど落ち着いた色がよいでしょう。ただし、シャツやネクタイの色は派手な色柄を避ければ、多少のデザインが入っていても問題ありません。
シャツの色は白が一般的ですが、清潔感があり落ち着いた印象の薄いブルーやグレーなども好まれています。ネクタイもお祝いごとの場合は白が適していますが、近年はパステルカラーなども使われることが多いようです。ただし、黒のネクタイは弔事用なので使用しないようにしましょう。
兄の場合はジャケットやネクタイ、サスペンダーを使えばフォーマルな印象になるでしょう。色は落ち着いた印象のある、濃いめの青や紺、黒などを選んでください。姉の場合は、落ち着いた色のワンピース、ブラウスとスカートなどが一般的です。
.また性別に関係なく、赤ちゃんよりも目立つ色柄を身につけることは避けましょう。また、靴は運動靴ではなく黒や茶色のローファーやエナメルのものを選んでください。カジュアルな靴はお宮参りに相応しくありません。
もし幼稚園や小学校の制服がある場合は、制服を着せてもよいでしょう。日頃から着慣れている制服は、体への負担も少なくなります。
お宮参りの詳しい服装についてはこちらの記事を併せてご確認ください。
→お宮参りの服装は?赤ちゃん・両親・祖父母の衣装など一挙ご紹介!.
■【冬のお宮参り】知っておきたい寒さ対策のポイント
寒さが厳しい時期はどのような対策をとればよいのでしょうか。こちらで3つのポイントを解説します。
分厚い生地のものは1枚で暖がとれる一方、細かい調整が難しくなってしまいます。そのため、ベストやカーディガン、おくるみ、ブランケットなど、薄手で複数枚重ねられるものが便利でしょう。
.肌着やベビードレスも冬用のものを使うと、生地が分厚いので冷えから赤ちゃんを守ってくれます。
.また、冬は寒さだけでなく、暖房によって室内温度が高いところにも注意しましょう。赤ちゃんは大人に比べて体温調整が苦手なので、短時間でも厚着させたままだと汗をたくさんかいてしまうかもしれません。汗は時間がたつと体を冷やす原因にもなるため、こまめに体温調整をすることが大切です。
.たとえ冬場であっても、着替え用の肌着などを用意しておくと安心できるでしょう。移動時間が長い場合は、頭からつま先を覆うカバーオールなどを使うのもおすすめです。
必要に応じて保温ジェルやホッカイロを使うとより効果的です。ただし、直接肌に触れると低温やけどのリスクがあります。体に直接触れないように、ハンカチやタオルで包んで使用してください。
寒くても赤ちゃんは汗をかきやすいので、こまめな水分補給を行わないと脱水症状を起こしかねません。
また、乾燥はやわらかくデリケートな赤ちゃんの肌を傷つけるリスクもあります。そのため、保湿クリームやオイルなどを塗って、肌を守るようにしてあげましょう。
どのアイテムも、シンプルで落ち着いたデザインのものを選んでください。女性の場合、スカートを組み合わせる人が多いかもしれませんが、スカートは風や冷気が入り込みやすいので、より冷えを感じるかもしれません。スカートの場合はタイツやストッキングを着用して、冷えないように対策をしておきましょう。足元の寒さが苦手な場合はパンツスーツを着用し、フォーマルな印象のまま冷え対策を講じるのがおすすめです。
冬は冷えを感じやすいため、赤ちゃんも大人も暖かさとマナーを意識して服装を選びましょう。
特に寒さが気になる冬は、暖かい室内での記念撮影がおすすめです。スタジオエミュなら、「お祝い着」のレンタルが無料なので、祝い着を持っていない人も安心してお宮参りに臨めますよ。また、撮影後は祝い着レンタルでそのまま外出することも可能です。
撮影した写真はフォトアルバムやフォトフレームなどさまざまなアイテムにすることもできるので、ぜひお気軽にお問い合わせください。