マタニティフォトのポーズと美しく見える姿勢・手の添え方を解説!
マタニティフォトを残す妊婦さんが増えている一方、恥ずかしさやポーズのとり方がわからないことから、撮影のチャンスを逃す方も少なくありません。
そこで今回は、マタニティフォトのポーズをシーン別に紹介します。
マタニティフォトは、お腹に赤ちゃんがいる数か月間だけの貴重な思い出づくりです。家族の記念に、おしゃれな写真を残しましょう。
■マタニティフォトが美しく見える姿勢のポイント
ポイント①体の軸を感じる
ポイント②胸の真ん中をやや斜め上に突き上げる
肩の力を抜き、胸の真ん中を少し上に向けるように意識しましょう。猫背が解消されて、鎖骨もきれいに見えます。
肩の力を抜くのが難しい場合は、肩甲骨を下げるように意識すると、自然と胸が開くのでおすすめです。
胸を開く姿勢は前向きな気持ちになれるとも言われているので、普段から心がけておくとよいでしょう。
ポイント③足は骨盤の幅に開く
ポーズをとる際、足は骨盤の幅くらいに広げて立ちましょう。
妊婦さんは自分の体だけではなく、お腹の赤ちゃんの重さも支えなければなりません。バランスが悪い立ち方をすると、腰痛を引き起こします。
骨盤幅くらいに足を広げて立つとバランスをとりやすく、安心して撮影に臨めるでしょう
ポイント④顎(あご)をひく
写真を撮るときは、顎を引くように意識してみてください。顎が上がると、表情がこわばって見えてしまいます。まっすぐカメラを見ながら顎を引くと、自然な笑顔が作りやすいでしょう。
ポイント⑤撮影中はゆっくり呼吸をする
撮影時、緊張していたりポージングに集中していたりすると、呼吸が浅くなってしまいがちです。
体調が悪くなる原因にもなるので、ゆっくりと呼吸を続けてください。深く優しく空気を吸って、赤ちゃんもリラックスできるように意識するとよいでしょう。
ポイント⑤撮影中はゆっくり呼吸をする
撮影時、緊張していたりポージングに集中していたりすると、呼吸が浅くなってしまいがちです。体調が悪くなる原因にもなるので、ゆっくりと呼吸を続けてください。深く優しく空気を吸って、赤ちゃんもリラックスできるように意識するとよいでしょう。
ポイント⑥赤ちゃんにほほえむようなまなざしを向ける
マタニティフォトは、赤ちゃんと初めて一緒に撮る記念写真です。赤ちゃんへの愛情を込めて、ほほえむようなまなざしを向けましょう。優しく話しかけるイメージをもつと、ポーズがとりやすいかもしれません。
これから産まれてくる赤ちゃんをそっと包み込むような、温かい雰囲気のマタニティフォトを撮影できます。
■マタニティフォトを撮影する際の手の添え方
姿勢だけではなく、手の添え方もマタニティフォトを美しく見せるうえで重要なポイントです。以下で解説する3点を意識しながら、撮影に臨みましょう。
肘(ひじ)は体から少し離す
肘が体に密着していると、窮屈な印象を与えかねません。体から少し離して肘と体の間に空間を作ってあげると、全体のバランスもよく見え、やわらかな印象のマタニティフォトに仕上がるでしょう。
両手は優しくお腹に添える
両手で赤ちゃんを包み込むようにして、優しくお腹に手を添えてみましょう。お腹が大きい場合は、下から支えるようにして添えるのがおすすめです。ただし、手に力が入っているとかたい印象を与えてしまうため、力を抜くように意識してください。
指先は揃える
ポーズをとる際、指先が離れているか揃っているかで、写真の印象が大きく変わります。
気を抜くと指先がバラバラになってしまいがちなので、意識して揃えるようにしましょう。指を軽く揃えるだけでも、マタニティフォトのイメージは変えられます。
マタニティフォトの撮影予定がある方は、ぜひ参考にしてください。
ママが1人で撮影する場合
まずは、ママが1人で撮影する場合におすすめのポーズを紹介します。
個性を出したりアレンジを加えたりして、世界に1つだけのマタニティフォトを作りましょう。
<お腹に手を添えるポーズ>
マタニティフォトで定番なのが、お腹に手を添えるポーズです。
優しく両手で包み込んであげたり、大きくなったお腹を下から支えたりするとよいでしょう。
お腹の前で手を使ってハートマークを作るのもおすすめです。
また、手を添えるだけでも大きくなったお腹がわかりやすくなるため、どんな衣装にも対応できるポーズだと言えるでしょう。
<お腹を見つめるポーズ>
優しくほほえみながらお腹を見つめるポーズも、マタニティフォトの定番です。
赤ちゃんへの想いが表現しやすく、やわらかい雰囲気に仕上がります。全身の撮影でも、上半身だけの撮影でも使えるポーズです。スタジオ撮影だけではなく屋外撮影でも対応できるポーズなので、思い出の場所で撮影するのもよいでしょう。
公園などで逆光を利用して撮影すれば、あたたかい雰囲気の写真に仕上がります。
<座ってお腹を上に向けるポーズ>
座りながら上半身を傾け、お腹を上に向けるポーズもおすすめです。手をお腹に添えると、マタニティフォトらしい優しさが演出できます。手を後ろについて、カジュアルさを加えるのもよいでしょう。
ママの体調に合わせてあぐらを組んだり足を前に伸ばしたりなどの変化がつけやすいので、アレンジを楽しみたい方におすすめです。
<お腹にフォーカスしたポーズ>
お腹のアップをサイドから撮影する、またはお腹にフォーカスしたポーズで撮影します。マタニティフォトは妊娠8か月くらいの時期に撮る方が多いですが、このポーズならお腹の膨らみを強調できるので、まだ膨らみきっていない妊娠8か月以前の撮影にも最適です。
正面から撮影するというイメージが強いマタニティフォトですが、あえてサイドから撮影することで、さまざまな角度から写した写真を残せます。
<小物を使ったポーズ>
小物を使用して撮影すると、自分だけのマタニティフォトが完成します。たとえば、お腹の横にエコー写真を添えたり、お腹に手をあてながら絵本の読み聞かせをしたりして撮影すると、赤ちゃんへの愛情が伝わる優しい写真に仕上がるでしょう。
ミニ黒板に赤ちゃんへのメッセージを書き、一緒に撮影するのも一つの方法です。黒板をかわいくデコレーションすれば、自分らしさも表現できるでしょう。
パパとママで撮影する場合
次に、パパとママで撮影する場合におすすめのポーズを紹介します。最初の家族写真になるので、自分たちらしさを出せるポーズを選んで大切な思い出を残しましょう。
<夫婦が向かい合うポーズ>
2人で優しくお腹に手を添えたり見つめ合ったりなど、やわらかな雰囲気の写真が撮れます。横から撮影するので、お腹の膨らみも強調できるでしょう。
向かい合った状態でママがお腹に手を添え、パパがお腹にキスするポーズもおすすめです。生まれてくる赤ちゃんを心待ちにしている気持ちがストレートに伝わるでしょう。
<小物を使ったポーズ>
小物を使えば、自分たちだけのマタニティフォトを撮影できます。たとえば、思い出の品を使ったオリジナルポーズを考え、自分たちのストーリーを表現するのもおすすめです。マタニティフォト撮影に向けて、夫婦で小物を準備する過程も大切な思い出になるでしょう。
<パパが後ろからママをハグするポーズ>
パパが後ろからママをハグするポーズもマタニティフォトの定番です。ハグしながら優しくママのお腹に手を添えると、ママと赤ちゃんの両方への愛情を表現できます。また、ハグされた状態でママがお腹の前でハートマークを作り、パパが手を添えてアレンジするのもおすすめです。
後ろからハグするポーズは立った状態でも座った状態でも撮影可能なので、ママの体調に応じて選べます。
家族で撮影する場合
最後に、家族で撮影する場合におすすめのポーズを紹介します。上の子も交えて、家族全員で衣装を揃えて一体感を出すのもおすすめです。
<お腹にキスをするポーズ>
お腹にキスをするポーズは、夫婦での撮影だけではなく家族での撮影でも定番です。お腹にキスをするのは、パパでも上の子でもどちらでもかまいません。
たとえば、パパが上の子を肩車して、パパはママのお腹にキスを、子どもはママの頬にキスをするポーズも
家族みんなでママのお腹に手を添えるポーズもおすすめです。お腹の赤ちゃんに話しかけながら撮影すると、まるで日常生活のワンシーンを切り取ったような自然な表情が引き出せ、赤ちゃんの誕生を待ち望む気持ちが表現できるでしょう。
<上の子がお腹をハグするポーズ>
上の子がママのお腹をハグするポーズも、家族でのマタニティフォトに人気です。きょうだいができることへの喜びを表現した、ほほえましい1枚になるでしょう。家族の仲のよさや、楽しそうな雰囲気の伝わる1枚が撮影できます。